包茎に関する説明とその手術の方法について
成人していても包皮が亀頭を覆った状態になることを、包茎といいます。
包茎は三種類あり、それぞれ症状も異なります。
・仮性包茎
もっとも多い種類の包茎です。
包皮が亀頭を覆ってはいますが、手で簡単に露出させることができます。
勃起すると正常な状態に近くなるものから、殆ど露出しない重度の仮性包茎まで様々です。
・カントン包茎
亀頭をどうにか露出することはできます。
しかし、包皮の出口が狭いため無理に剥こうとすると元に戻せなくなったり、腫れてしまうこともあります。
・真性包茎
包皮口が非常に狭い、もしくは癒着を起こしているなどの理由から手で剥くことのできないタイプの包茎です。
正常な性行為は不可能で、早急な手術が必要となります。
仮性包茎に保険を適用することは基本的にできません。
しかし、真性包茎を治療するための包茎手術を泌尿器科で受けられる場合のみ保険が適応されます。
包茎手術は余分な包皮をメスで取り除き、亀頭を露出させるのが一般的です。
手術は当日でも受けることが出来て、所要時間は一時間程度です。
術後三日間は入浴は出来ず、シャワーも患部にはかけることは出来ません。
その後シャワーを浴びた後は包帯を変えることになります。
包茎手術自体はすぐ終わりますが、大変なのはむしろ術後のほうともいえます。
溶けない糸で患部を縫合した場合は二週間程度で抜糸となり、その日から入浴も可能になります。
包茎は自身だけでなくパートナーにも関係することだと思います。
手術を考える際は医師だけでなく相手にも相談してみてはいかがでしょうか。